老舗【新橋玉木屋】佃煮xワインのマリアージュコース
2022年11月28日(月)から
【佃煮を使った料理とワインとのマリアージュコース】
(4,950円 税・サービス料込み、ワイン込み)
江戸時代、天明二年(1782年)から続く佃煮の老舗
「新橋玉木屋」のカウンターにて
毎日ランチ(12時~15時)のみ
1組3名様まで、限定で提供スタート
とのことで行ってきました!
詳細はnoteでレポートしてます!
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新橋玉木屋本店は2022年8月22日に新虎通り(マッカーサー通り)へ移転。
新しく飲食カウンター席を3席新設。
いろんな種類の佃煮が並んでる店内は種類も豊富で見てるだけで楽しい!
ご飯のおともやお酒のおつまみなどのイメージの「佃煮」
小魚や小海老、アサリ、昆布、牛肉などを、醤油と砂糖で甘辛く煮付けた日本の伝統食品
今回はなんと佃煮をワインに合うようアレンジしたコースをいただきます!
監修は、年間600〜700軒食べ歩く「タベアルキスト」で、食ジャーナリストのマッキー牧元氏
お料理の考案は「食卓をつなぐ会」代表、料理家のうすいはなこ氏
素材ごとにタレを長年継ぎ足して使用しているのでコクと旨味が格別の老舗の新橋玉木屋本店の佃煮。
さてさて秘伝の味にワインの相性はどうでしょう???
【秋冬メニュー(2023年3月初旬頃まで提供)】
料理8品と各国の白ワイン・オレンジワイン・赤ワイン(仕入れ時により異なります)
レシピも頂けますので、お店で佃煮を購入して家でワインとの相性の再現もできます!
■調理前の佃煮
まずは元の味も確認しながら、これからこれらがどのようにワインに合わせたコース料理となっていくかと期待しちゃいます!
もちろんこれだけで味見してみても、お酒やごはんがほしくなっちゃいます!
▶白ワイン
Hidden Bench Estate Chardonnay 2019
カナダ オンタリオ州 ナイアガラ半島
①アペタイザー3品
イチゴと葉唐辛子、北イタリア風
あみバター
えび佃煮とナッツのキャラメリゼ
地味な(失礼!)佃煮が一皿めからオシャレに大変身!酸、フルーツ、バターのコク、スパイス、ナッツとキャラメリゼの香ばしさなど、ワインに合うポイントが!すべてのレシピを頂いたのでぜひ家で真似したい!
②にしんの北欧風佃煮
姫にしんの佃煮をスライスしたフレッシュなリンゴに乗せて。ザワークラフトやサワークリームとともに。ディルに、ほのかに香る山椒の枝塩漬もアクセント。「日本の保存食の佃煮x北欧の保存食のコラボ」ですね!
▶オレンジワイン
ココ・ファーム・ワイナリー 甲州F.O.S. 2020
栃木県足利市にあるワイナリー
③秋刀魚ゲランド塩と金柑のコンフィ
脂ののった秋刀魚に、ほのかな渋みやコクを感じるオレンジワインと金柑が◎ 色調も似てる!ローズマリーとオリーブオイルもワインにもピッタリ!骨までホロホロ、最後の一滴までパンにつけて美味しい!
④キクラゲレモンと鶏肉のシュウマイ レモン醤油を添えて
木耳コリコリ、たらこプチプチ、そしてお肉の旨味ジュワッ。アクセントのレモンが爽やかに広がります!鶏肉はもものひき肉、そこに玉葱の甘さ。ほんのり香る胡麻油がオレンジワインにとても美味しい!
▶赤ワイン
やや甘口タイプの弱発泡の赤ワイン「ランブルスコ」
ベリーのようなチャーミングな甘酸っぱさと、アルコール度数8.5%という軽さが人気
⑤牛肉生姜煮のタイ風レッドカレー
牛肉生姜煮は出汁でさっと炊いた薄味で減塩の「白佃煮」と呼ばれる種類。おつまみやご飯のお供はもちろん、お料理の具材としても幅広くアレンジOK! 生姜のスパイシーな風味がやや甘めの赤ワインのアクセント!
⑥ベトナムの伝統デザート、 豆とバナナの温かいチェー
チェーとはベトナムのぜんざいのようなもの。とら豆と葡萄豆の佃煮にバナナやココナッツミルク、カルダモンの香りがエキゾチック!甘口で微発泡な赤ワインにお豆が美味しい♪ほのかな甘みがお茶うけにもピッタリ!
【三代目七兵衛は「保存できる即席食品」佃煮づくりの元祖】
「玉木屋」の三代目七兵衛は、佃島の漁民たちが小魚で作った保存食から発想し、さらに独自の工夫を重ねて江戸佃煮を完成。
それが世界でも希な200年以上の歴史をもつ「保存できる即席食品」になったそう。
現在は「自社工場での国内生産」「生産から販売まで、一貫した品質管理」
佃煮は保存も効くし、小魚なんてカルシウム取れるからいいですよね!
あともう1品!な時、おかずやおつまみにいつでも常備しておきたい。
安心・安全な美味しい佃煮はぜひいろんな方に召し上がっていただきたいと思いました。
佃煮は今食べなくなってきている文化らしいです。
新橋玉木屋「新橋本店」は、現代の嗜好や食文化に合わせた新しい佃煮も発信する場になっていると感じました。
今回のマリアージュのポイントは、佃煮を
「メインとして」「調味料として」「アクセントとして」「旨味や甘じょっぱさを足す」などを中心として
和、洋、中、エスニックにアレンジしていました。
ワインと合わせるにはオイルやスパイス、ハーブなども繋ぎになりますね!
とっても刺激になりました!
カウンターではあたたかい接客と丁寧な説明をしていただけます。
ぜひとも佃煮の新しい魅力を「新橋玉木屋本店」で体験してみてくださいね。
ご予約はこちら
https://www.tamakiya.co.jp/mariage.html#reserve
新橋玉木屋「新橋本店」
〒105-0004 東京都港区新橋4-25-4
03-6450-1231
営業時間、内容は変わることもございますので必ずお問い合わせくださいませ!
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